子犬

子犬用やパピー用と書かれたドッグフードはたくさんあります。
しかし、具体的に何がどう違うのかはわかりにくく、迷ってしまいますよね。
そこで今回は子犬用と成犬用フードの違いや、おすすめドッグフードをご紹介します。

子犬用と成犬用のドッグフードの違いとは?

人間の子どもも犬の子どもも、体の成長に必要な栄養やカロリーには違いがあります。
極端なたとえ話ですが、あかちゃんにカロリーたっぷりのかつ丼を食べさせれば良いという訳ではありませんよね。
ドッグフードは月齢や体の大きさに応じて適切に選ぶ必要があるのです。
しかし、子犬用のドッグフードと成犬用のドッグフードではどんな違があるのでしょうか。

では、実際のドッグフードで成分を比較してみましょう。
今回は『Orijen(オリジン)』のパピーとアダルトを比較します。

Orijen パピー Orijen アダルト
カロリー 4080kcal/kg 3980kcal/kg
給餌量 体重2kg…80g 体重2kg…30~40g
たんぱく質 38.0%以上 38.0%以上
脂質 20.0%以上 18.0%以上
繊維質 5.0%以下 5.0%以下
水分 10.0%以下 10.0%以下
カルシウム 1.3%以上 1.4%以上
リン 1.0%以上 1.0%以上
オメガ3 1.2%以上 1.1%以上
オメガ6 3.0%以上 3.0%以上
グルコサミン 1500mg/kg以上 1400mg/kg以上
コンドロイチン 1200mg/kg以上 1200mg/kg以上

オリジンは給餌量が少ないことで有名なドッグフードです。
パピーとアダルトでは給餌量がおよそ2倍!いかに子犬が必要とする栄養が多いかを思い知らされます。

また、子犬の成長に重要な栄養素には以下が挙げられます。

・良質なたんぱく質
たんぱく質は体内で分解されると細胞の材料である『アミノ酸』に分解されます。
良質なたんぱく質が丈夫な皮膚や毛並みを作り出し、力強い筋肉となるのです。

・ビタミン群とミネラル
ビタミンは主に抗酸化作用を高め、ミネラルは丈夫な体を作り出します。
ミネラルは体内のpHを正常に保つほか、栄養素の吸収を助けてくれる大切な栄養素です。
子犬は母乳から得た免疫だけでは生きていけません。
食物由来のビタミンやミネラルで皮膚や内臓を健康に保つ必要があります。

・脂質
脂質や脂肪と聞くと、不健康なイメージを連想させます。
しかし、オメガ3脂肪酸とオメガ6脂肪酸をバランスよく摂ることで、不健康とは真逆の健康効果が見込まれます。
体内で効率よくエネルギーとなり、動脈硬化や高血圧を防ぐ効果があります。
子犬のうちから良質な脂質を摂ることで、体力のある健康な成犬に育つのです。

筆者の友人の愛犬は、ブリーダーの誤った知識で子犬時代に十分な食事を与えられませんでした。
たくさん動き回る子犬は空腹と栄養不足で床を舐め、絨毯を食べ、腸閉塞を起こし、昨年開腹手術を受けるに至りました。
子犬には給餌量を守り、高栄養価のドッグフードを与えてくださいね。

いつまで子犬用のドッグフードをあげればいいの?

子犬用のドッグフードはわんちゃんの発育に合わせて徐々に成犬用に切り替えていく必要があります。
一般的に生後3週頃から乳歯が生え始め、固形の食事に興味を示すことが多いようです。
食事に興味を示し始めたら、はじめは湯でふやかした子犬用フードを与えてみましょう。
フードの硬さは焦らずゆっくりと変えていき、生後3か月頃には通常の子犬用ドッグフードを与えます。

そして生育スピードが緩やかになる6~9か月を目途に、成犬用のドッグフードに切り替えることをおすすめします。
オールステージ対応のドッグフードを与える場合、パッケージで給餌量をきちんと確認してくださいね。

おすすめ度★★★ 子犬用ドッグフードランキング

ここまで子犬に必要な栄養素や給餌量をご紹介してきましたが、具体的にどのフードが良いのか決めかねている方は多いはずです。
ここでは実際に栄養素と原材料をチェックし、自信を持っておすすめできるドッグフードをランキング形式でご紹介していきます。

・5位 ネルソンズ
ネルソンズはビーグルのトップブリーダーが開発したドッグフードです。
愛犬のことをよく考えてくるられたネルソンズは、ブリードタイプのわんちゃんにもおすすめできます。
丈夫な骨格と美しい毛並みを作るたんぱく質多めかつ低炭水化物なレシピは、子犬の成長にぴったりなのです。
ネルソンズの対象月齢は7か月からのため、子犬用フードから成犬用フードに切り替えるならこれしかありません。
粒が三角形で大きいため、小型犬や子犬に与える際は砕くなどの工夫が必要な場合があります。

・4位 アカナ (ACANA) パピー&ジュニア
アカナのおススメポイントは『多彩な原料』です。
新鮮なチキンはもちろん、アカナはすべての野菜を丸ごと使用しています。
アカナは肉・魚・豆とあらゆるたんぱく源を含み、栄養素が非常に高いのも特徴です。
アカナには穀物も使用されていますが、アレルギー性が低くミネラルと食物繊維を豊富に含んだ『スティールカットオーツ』を選び抜いています。
粒は1cm程度、やや薄いため子犬でもとても食べやすいです。

・3位 カナガン
元祖スーパープレミアムドッグフード・カナガンは非常に優れたドッグフードです。
オールステージ対応で2~3か月目から与える事ができ、穀物不使用・無添加と子犬に与えるにはぴったりと言えます。
たんぱく質が高めの食事になりがちな子犬を尿路結石から守るクランベリーを配合し、健康維持に一役買ってくれるのもおすすめポイントの一つです。
やや昔は割と大粒だったカナガンですが、レシピ改良後はドーナツ型の小粒になり、子犬や小型犬がかなり食べやすくなっています。

・2位 SOLVIDA(ソルビダ)
グレインフリーで無添加は当たり前になりつつあるプレミアムドッグフード界の新星、ソルビダをお勧めします。
なんと、ソルビダに使用される原料はすべてオーガニック食品なのです。
グレインフリーではないためオーツ麦が使用されていますが、程よい食物繊維が腸の働きを助けてくれます。
栄養バランスが良く、涙やけや下痢が改善したというレビューが多いのも特徴です。
気になる方は無料サンプルを試してみてはいかがでしょうか。

・1位 モグワン
モグワンは生後4か月から与えることが可能なオールステージ対応ドッグフードです。
まずこのモグワン、何がすごいかというと『香り』がすごいんです。
筆者の「ドッグフードは臭い」という常識を変えてくれました。
サーモンオイル=脂っこくて臭いというイメージがありますが、モグワンはヘルシーで風味が豊かです。
新鮮な原料のみ厳選して作られるモグワンは、子犬の成長に必要な要素をすべて備えています。
グルコサミンやコンドロイチンを配合し、子犬期からシニア期までカバーできるため、多頭飼育のおうちにもおすすめです。

・番外編:こういうフードは選んじゃダメ!
純国産を謳い、穀物メインで添加物や着色料を使用したドッグフードが増えています。
原材料の先頭に『中白糖』や『とうもろこし』と記載されているドッグフードは穀物アレルギーを発症する恐れがあります。
我が家のトイプードルは、1歳の子犬期に与えた国産の半生フードが原因でアレルギーを発症、下痢と嘔吐が続き通院することになってしまいました。
そんなわんちゃんを増やしたくない、筆者はそう考えています。
子犬の小さなからだにこそ、添加物や穀物は少ないドッグフードを選んであげてくださいね。

■まとめ
今回は子犬におすすめなドッグフードをランキング形式でご紹介しました。
子犬用フードと成犬用フードではたんぱく質や脂質の比率が違い、栄養たっぷりのレシピで作られています。
筆者の一押しはモグワンですが、まだまだわんちゃんに合った子犬用ドッグフードが存在するかもしれません。
ドッグフードはわんちゃんの月齢や体の大きさ、犬種を考えて選ぶようにしてくださいね。